切削加工技術

旋盤とは、金属など加工物を回転させ、そこに様々な刃を当てることで目的の形に加工していく機械。ハガセイコーでは複合旋盤加工機＋バーフィーダを導入し、金属加工の効率アップ・精度アップを実現。さらに機器を扱うオペレーターの技術力向上により、複雑で精密さが求められる形状にも対応できます。 人命に関わるレスキュー機器の部品や精密機械部品、建設用工具や計測機器など非常に高精度な加工が求められる分野においても、当社の技術によって生まれた製品が活かされています。

当社ではマシニングセンタ、タッピングセンタによる加工も対応可能。マシングセンタとは自動工具交換機能を有したNCフライス盤の事でフライス加工、穴あけ加工、タッピング加工等を一連の加工を自動で工具を換装しながら行えます。これにより複数の加工を1つの機器で集約できるため、より早く加工・納品を行うことができます。 また比較的小さなサイズのご要望にもお応えするためタッピングセンタも完備。お客様それぞれの「これが欲しい」というご依頼に対して、スピーディで精密な加工による製品をお届けします。

当社では転造ネジ加工やローレット加工といった加工を行う技術も持ち合わせています。転造ねじ加工の設備は昔ながらの属人的設備で、NC旋盤やマシニングセンタのように複数の加工を行えるものではありません。しかし転造ネジ加工に特化しているため、大量の製品をより安価により早く製造することができます。 また工具部品などに用いられ、滑り止めの効果を生むローレット加工についてもお任せください。

近年、伝統工芸・伝統産業における技術継承者の減少が問題となっており、金属加工の世界でも同様の問題が発生しています。当社はまだ機械制御がなく、職人の技術力によって製造されていた加工も行うことができます。裁断バサミのパーツなどを代表に、伝統工芸・伝統産業で必要不可欠な部品など機械に頼れず感覚で行う高度な技術力が求められる製品も対応しております。